2012年5月29日火曜日

梅雨の主役

皆様ごきげんよう。リシアでございます。


早いもので5月も残り僅かとなり、いよいよ6月。梅雨の季節の到来ですね。
梅雨といえばアジサイ。
という事で、今回はアジサイについて少しばかりご説明させて頂こうと思います。


アジサイの原産国は日本。
現在日本でよく見られるアジサイはヨーロッパで品種改良されたものなのだそうです。
そしてご存じない方の方が多いかと思いますが、皆様が花だと思われているだろう色の付いた部分は、実は花びらではなく「がく」なのです。
他の花と違って花びらが散らないお花だなと思っていましたが、なるほどそういうことなのですね。
しかし通常花びらの下にあって花びらを支える役目のはずのがくが何故こんなにも綺麗に色づいたのでしょうか・・・とても神秘的です。


それからアジサイが七色に変化する謎についてですが、理科の授業で「土壌が酸性だと青に、アルカリ性だと赤に」と習った記憶があると思います。
しかしこれは完全なる正解ではないようです。
上記はあくまで色が変わる要因ひとつに過ぎず、まだまだ解明されていない部分が大きいようです。奥が深いですね。


また、アジサイには毒性があり、人が食べると嘔吐、めまい、顔面紅潮等の中毒症状を発症します。
一方お隣の国、中国ではアジサイそのものが八仙花(はちせんか)と呼ばれる生薬になっていたりもします。
さすが中国・・・!です。


アジサイの花言葉は
「移り気」
「高慢」
「辛抱強い愛情」
「元気な女性」
「あなたは美しいが冷淡だ」
「無情」
「浮気」
「自慢家」
「変節」
「あなたは冷たい」
・・・なんだかあまり良くない言葉の方が多いですね。
雨の中凛と咲くお花なのに不思議です。
しかし「辛抱強い愛情」というのは私の中のアジサイのイメージにぴったりです。




さて。最後に私が大好きなアジサイの名所をお教えしますね。
それは、鎌倉市極楽寺の成就院です!
例年成就院のあじさいの見頃のピークは6月第2〜3週のようです。
私は今年も見に行けるでしょうか・・・とても行きたいです・・・・。


そうそう、鎌倉といえば今、文学館でバラまつりが開催されていますね。
こちらまだギリギリ間に合いますので薔薇がお好きな方は是非行かれることをおすすめします。
青い屋根の洋館の目の前に薔薇園が広がるそのロケーションは正に秘密の花園そのものです。
本当に本当に素敵なのですよ・・・!
私も・・・とてもとても行きたいです・・・・・。






それでは今回はこの辺で。
リシアでした。

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